事業の失敗を経験したとき、正直、もう終わりだと思いました。積み上げてきたものが一気に崩れる感覚は、言葉では伝えられません。周りに頼れる人もなく、フィリピンの小さなオフィスでひとりパソコンの前に座っていた夜のことを、今でも鮮明に覚えています。
そんなとき出会ったのが、AIでした。最初は「これで本当に何かが変わるのか」と半信半疑でした。でも毎日、泥臭く、実利的に使い続けるうちに気づいたのです。AIは「答えを出してくれる機械」ではない。「人生経験のある人の思考を、何倍にも増幅してくれる伴走者」だ、と。
問いかけの深さは、人生経験に比例します。若い人がAIに「文章を書いて」と頼むとき、あなたは「この人の心に届く言葉を選んで」と頼める。その差は、圧倒的です。
共に実験し、共に失敗し、共に前進する——「研究仲間のリーダー」として、ここに立っています。Friendship Labは、一度立ち止まった人が「もう一度、自分の力で道を切り開く」ための研究所です。